茶位幸信氏のもとで経験を積んだのち2010年に自らの工房F's ukeを立ち上げた、

古林達郎氏によるハンドメイドのウクレレ。

こちらは410mmほどのスケールで所謂コンサートロングネックです。

トップにはシダー、サイドバックにはローズウッドが使用されています。

トップ・バックともに緩やかなアーチがつけられており、

特徴的な伸びがありかつ張りのあるサウンドにつながっているように感じます。

また氏のウクレレとしてはシンプルなロゼッタやバインディングで、

その分価格が抑えられたモデルです。

デザイン部分ももちろん、ウクレレとしてははっきりとした芯のある音色も、

クラッシックギターの製作に師事した氏のこだわりやセンスが垣間見れますね。

若干塗装の仕上げに大雑把な部分もありますがそこは個人製作のご愛嬌ということで、

手作りの風合いを感じていただければ幸いです。

個人製作家らしいこだわりの詰まった逸品です。

是非一度お試しください！