博物館に飾られていてもおかしくない、そんな貴重なカマカパイナップルモデルです。

中のラベルを見ると既にパテントナンバーが記載されていますので、ブルークレストの最後期、

ブルーパイナップルデカールに変わる直前位の個体のようです。

1920年代の終わりくらいまで使われていたヘッドのブルークレストデカールも綺麗に残っていますし、

なんといってもボディトップのパイナップルのデカールがかなり綺麗、

ほんの少し剥がれはありますがそうそうない極上のコンディションです。

ペグもウッドフリクションペグで、コツをつかめばチューニングもそれほど大変ではないと思います。

なかなか良いコンディションではありますが若干は修理もされており、

サウンドホールとネックの間の3弦の下あたり、1弦側サイドのボディエンド付近、

サイドのボディエンドに若干の変形と2本のクラック修理など、いくつか修理歴があります。

またトップ4弦下ブリッジからパイナップルのデカールにかけても割れがありますが、

デカール部分については影響がありそうなため、特に手を入れてはいないようです。

楽器の歴史的な価値を鑑みて、極力手を入れずに販売いたしますが、

何かご相談がございましたらお申し付けいただければと思います。

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