貴重な50sカマカ、艶消しゴールドラベルのソプラノが入荷しました。

素朴なヴィンテージサウンドは、ゆったりとしたハワイアンミュージックにぴったりですね。

ローコードをポロンと弾いた時には、その時代のハワイの風景が浮かんでくるようです。

そしてかなりヴォリュームがあるので、弾いていて心地よいです。

まだ指板もなくサドルもついていない、昔ながらの仕様ですが、

弦高も2.5mm程とかなり弾き易いセットアップですので、飾っておくにはもったいない弾いて楽しめる一本です。

ボディのハワイアンコアもトップやバックには結構カーリーが出ていて、

当時としてはかなりの良材を使用していたこともうかがえます。

ボディエンド付近のサイドに一か所割れのリペア跡があったり

指板の塗装剥がれ、トップにも弾き傷は見られますが、

年代を考えればかなり良好なコンディションです。

コンタクトのピックアップを貼ってあったような跡も見られますので、

かなり使い込まれた個体なのではないでしょうか。

またペグは近年のフリクションタイプに交換されています。

今となってはずいぶん入手が難しくなってきているヴィンテージカマカ、

興味がある方は、ぜひ一度触れていただきたい一本です。

汎用角型セミハードケース付き